
関西から用事で東京へ行くことになった。そして今回の宿泊先は、川崎市。
これまで縁もゆかりもない街。観光で訪れたこともなければ、特別な思い出もない。
でも、だからこそ少し楽しい。知らない街に泊まるというのは、ちょっとした旅のようなワクワクがある。
東京と聞くと、銀座、新宿、渋谷のような、有名な街を思い浮かべる。
けれど、実際に人が暮らしているのは、そういう場所だけではない。地名は知っていても、どんな街なのかよく知らない場所。
今回の川崎は、私にとってはそんな街のひとつ。
どんな商店街があるのだろう。地元の人が通うスーパーやパン屋はあるのだろうか。
朝になると、どんな人たちが駅へ向かうのか。夕方になると、街の空気はどんなふうに変わるのか。公園はあるだろうか。木が多いのか、それとも都会的な景色なのか。
そんなことを想像するだけで、少しワクワクしてくる。
旅というと、遠くへ行くことを思い浮かべがちだけれど、知らない街に数泊するだけでも、小さな旅になる。
宿の周りを少し歩いてみる。コンビニだけでなく、地元のお店にも入ってみる。朝の空気や、夜の街の灯りを眺めてみる。
そうすると、「ここで暮らしている人たちの時間」が、少しだけ見えてくる気がする。知らない街に数日だけ住んでみるような感覚。
今回の川崎も、そんな小さな発見があればいいなと思う。知らない街に泊まるのは、ちょっと楽しい。
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