今日は、父の日だったようなので、父の事を思い出してみよう。とにかく、おとなしくてやさしい人だった。それと、男前だった。だったというのは、もう10年以上前に亡くなったから。もう、普段はわすれているのだけど、たまに、あぁ、もう会う事できないんだなと悲しくなる。だから、大切な人には、なるべく会わなくちゃなとも思う。
おとなしく、存在感があまりなかったので、思い出も少ないのだが、一番覚えてる教えは、とにかく「すんまへん、すんまへん。」といつも言っておけばよいとの事。つまり、腰を低くして生きていけば、トラブルに合う事少なく、平穏に生きていけるという( ´艸`)。そうだなと思う、えらそうにしてよい事ないし。
それと、父が大きな病気で、大きな手術などをくり返ししなければいけなくなった時、私がたぶん泣きそうな顔で父の顔を見た時に、お前は「生きろ」と言った事。おとなしい父がそんな事言うのびっくりしたけど、私がすごい悲しそうな顔をしていたに違いない。
もう一つは、父も苦しい身体になって大変な時に、私がすごく体調くずし動けなくなり、これからどうなんねんと瀬戸際に、「お前が、障害になってもなんになっても、面倒をみてやる。」と言った事。父の身体がぼろぼろで、人の事どころじゃないのに。父の強さとありがたさを感じた。こんな事を言ってくれるのは、両親しかいないよね。