朝早く、車両の擦るキーとすごい音がしたらしく、旦那さんが飛び出していった。事故らしく、数分後にパトカーや救急車などがたくさんやってきた。しばらくして帰ってきた旦那さんは「たぶん、だめみたい。」と。
人がいなくなるという事は、その人の今までの経験や今のまわりとのつながりが、その人の見ていた感じていた世界が一瞬にして、しゃぼん玉が割れるみたいになくなってしまう事。はかないなと思う。命は尊い。
しばらく規制線がはられていたが、それも終わったみたいで、雨が降り出す中、たくさんの車が行き交う日常の風景にもどる。せめて、近くを通る時、祈る。