高校生の時、なんちゃって天文部で、普段は活動してないのに、夏の合宿だけ参加。といっても、和歌山の星のよく見える山で顧問の先生と生徒５人ぐらいで１泊キャンプして天体観測するだけだが。
街の明かりが全くない、奥深い山の上からは、星たちがきれいに見えた。すごい数の流れ星にびっくりした。高校の弱小天文部の持っている天体望遠鏡だからそんなに良い物ではなかったと思うが、月のクレーター、ピンク色の木星、それに土星のわっかがくっきり見えエモくて感動した。
土星は太陽系第６惑星であり、２番目に大きい。太陽系で目立っている、土星のわっかが、2025年の春からしばらく消えるらしい。なくなってしまうのではなく、土星の環の直線の傾きが地球の目の高さと一致するため、私たちの視野に入らなくなるので、見えなくなるらしい。土星の環は、今は地球から見ると9度傾いているが、2025年になると、傾きがほぼ0度で、環を目の高さで見る事になり、地球から見ると一直線になるらしい。
地球と土星は15年ごとに、このような位置関係に近づく。1995年と2009年にもこうした現象があった。今度は2025年3月23日頃、このような事が起こるとか。
物置きにある、おもちゃみたいな天体望遠鏡、引っ張りだそうかな。
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