nfufの記録

ご覧いただきありがとうございます。インプットばかりしてきたので、少しづつアウトプットできたらな。思いついた事を気ままに書いています♪

「無知の知」

 けっこう長く生きてるのに、知らなかってはずかしいですが。何か月か前に「無知の知」という言葉を知りました。哲学者のソクラテスの言葉です。というか、数年前まで、哲学ってなんなん、わけわからへんわ、そんなんイランのんちゃうなどと思っていた。哲学に興味がないまこの世からいなくならなくてよかったとちょっと思った。

 

無知の知とは、「私は、私がそれを知らないことを知っている」ということ。知ったつもりにならず、自分がいまだにわからないことはわからないと認めるべき、という考え方。

 

 けっこう、これは目から鱗でした。この1.6mぐらい60キロぐらいの体で、ほんの数十年、限られた物や人、環境の中で生きてきただけで、なぜか地球の事は大体わかっている風な気持ちになってたけど。全然、何も、知らないやんーと思いました。そう、人がたかだか70~90年生きて、見たり知ったりできる事ってかなり限りがあり。自分の気持ちもよくわからないのに、人の気持ちなんてわからなくて当然のような。そして、人に私の気持ちがわかってないと怒らなくてよい、喜びも苦しみもわからなくてあたりまえだ、と思った。共感しようとしたり、言葉などで伝えようとする大切さはわかるけど。わかってもらわなくて、わからなくて普通と思えたら、ちょっとらくになった。